しわは多くの女性にとって、大きな悩みの種です。
しかし、一口でしわと言っても、目元のしわ、おでこのしわ、
眉間のしわ、目尻の笑いじわなど、人によって様々です。
そして、しわには大きく分けて3つのタイプがあり、
それぞれに原因があり、原因によって対策も違います。
これらのことについて、今回はご説明します。
この記事の目次
第1のタイプ)ちりめんじわ、小じわ
第1のタイプは、目の下にできるちりめんじわ、
目じりや目の下にできる小じわです。
これらのしわは、
それらができた部分を指で押し広げてみるとしわが分からなくなりますので、
仮性じわとも呼ばれています。
ちりめんじわや小じわの原因は、表皮の乾燥です!
そして、仮性じわの原因は、表皮が乾燥することです。
表皮とは肌の一番表面のことで、肌の潤いを閉じ込めています。
しかし表皮が乾燥すると、
しっとりした柔らかさを失い硬くなってしまいます。
その結果として、ちりめんじわや小じわができやすくなってしまいます。
ちりめんじわや小じわへの対策は、保湿です!
したがって、ちりめんじわや小じわへの対策は、
保湿をすることです。
つまり、しわ対策化粧品または保湿化粧品で早めに手当てすることです。
第2のタイプ)深いしわ
第2のタイプは、深いしわです。
このようなしわはしわの部分を指で押し広げてみても、
なくなりません。
そして、深いしわは真性しわとも呼ばれます。
真性しわは真皮という部分で起きます。
真皮は表皮の下の部分、つまりお肌のさらに内側にあります。
真皮には、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が詰まっていて、
お肌を内側から持ち上げています。
つまりお肌のハリや弾力は、
この真皮によってもたらされています。
深いしわの原因は、お肌のハリや弾力の低下です!
しかし紫外線によるダメージ、活性酸素によるお肌の酸化、
加齢によって、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が減少し
真皮層はスカスカになってしまいます。
このため、お肌を内側から支える力は失われ、
ハリや弾力もなくなってしまいます。
そのような肌は元に戻る力が弱くなったので、
表情の変化により癖がつきやすくなり次第にしわになってしまいます。
またお肌自身の重みを支えることもできなくなりますので、
重力に負けしわやたるみになってしまいます。
深いしわへの対策は、本格的なしわ対策化粧品が必要です。
そして、このような深いしわへの対策は難しいのです。
つまり、本格的なしわ対策化粧品をお使いになることが必要となります。
具体的にはレチノール(ビタミンA)、ナイアシン(ビタミンB3)、
ビタミンC誘導体、イソフラボン、ヒドロキシプロリン、FGFといった
コラーゲンの生成を促進する成分の入った化粧品をお使い下さい。
第3のタイプ)表情じわ
第3のタイプは表情じわです。
表情じわとは文字通り、表情の変化によってできるしわです。
目の下のしわ、眉間のしわ、おでこのしわ、
ほうれい線が表情じわの代表例です。
表情じわの原因は、表情筋のこわばりです!
そして表情じわの原因は表情筋のこわばりです。
表情筋はその名の通り、顔の表情を変える筋肉です。
筋肉は年齢を重ねるとともに、
古い輪ゴムのように伸びたまま固まってしまったり、
縮んだまま固まってしまいます。
したがって表情筋もこり固まってしまいます。
このため長い人生の間に繰り返してきた表情の変化のまま筋肉が固まり、
お肌を内側に引き込んでしわができたままになってしまいます。
この状態が表情じわです。
表情じわへの対策は、表情筋に働きかける専用の対策化粧品が必要です!
したがって表情じわへの対策は
表皮の保湿や真皮のハリを取り戻すためのみのしわ対策化粧品では手遅れです。
つまり表情筋に働きかける専用の対策化粧品を
お使いになることが必要となります。
具体的には、アルジルリンという表情筋を
リラックスさせる成分の入った化粧品がお勧めです。
おわりに
以上の通り今回はしわの3つのタイプと、
それぞれの原因・対策についてご説明しました。
皆さんも今回ご説明したことを参考にして、
ご自分のしわがどのタイプに当てはまるか判断して
それにふさわしい対策を行って下さい。