電車の広告やインターネット、
あるいは雑誌などで美容外科の情報が
掲示されていることありますよね?
『プチ整形』という言葉も流行り、
整形手術というのはかなり敷居が低いものになっています。
東京だけでも100店舗以上の美容外科があるようです。
全国になると、さらに規模は拡大するでしょう。
そんな美容外科ですが、どんな基準で選べば良いのか分かりませんよね?
そこで今回は美容外科の選び方4つの基準を見ていきましょう。
この記事の目次
基準1)どんな美容外科なのか調べよう!!
美容外科といっても、扱う診療項目は様々。
例えば、
『ワキガ専門』
『育毛・発毛』
『エイジング』
『シミ・シワ専門』
と、色々あります。
まずは自分が治療したい箇所と、
クリニックの方向があっているかどうか確認しましょう。
このクリニックなら目が大きく出来るかも、鼻が高くなるかも……。
と、早合点するのは危険です。
もっと踏み込んでクリニックについて調べましょう。
実は、美容外科にはいくつかの学会や団体があります。
○日本美容外科学会
○日本美容医療協会
○国際形成外科学会
○大学病院の美容外科
この4つの団体他は日本医学学界では認められていないのです。
ですからまず第1のチェックポイントとしては、
そのクリニックがどんな学会、団体に所属しているのか見極めましょう。
当然、日本医学会によって認められたクリニックを利用するのが安心です。
基準2)クリニックの担当医師を調べよう!!
基本的に美容外科医になるためには、医師免許を持っていればいいのです。
つまり大した経験もないのに、美容外科医になれてしまう問題があります!
ホームページを見ると、大抵医師の経歴を見ることができます。
キチンとした医師であれば、経歴が載っているはずです。
また研修後すぐに美容外科に勤務した方よりも、
内科や皮膚科など十分に経験しているドクターを選ばれると
より安心して任せることが出来るでしょう。
そのほかにも日本美容学会ではホームページ上から
専門医を調べることが出来るようになっています。
インターネットを利用してドクターを調べたり、
実際に施術された方の口コミも見てみるようにしましょう。
基準3)迷ったら大学病院を検討しよう!!
クリニックにも種類があります
○研修を終えたorあるいは他のクリニックにいたドクターが独立開業したクリニック
○全国にチェーン店を展開しているクリニック
○大学病院のクリニック
実は一番美容業界のイメージアップに貢献したのは、
大学病院の専門医たちなのです。
チェーン店の美容外科の場合、
経験を持った専門医がどこのクリニックにいるわけでありません。
独立して間もないクリニックも経験不足の面があるかもしれないでしょう。
その点大学病院のクリニックであれば、
かならず信頼できる医師がいるはずです。
迷った場合、大学病院のクリニックに相談することをおススメします!!
基準4)費用で選ぶな!!
インターネットを使えば、
大抵どこのクリニックのホームページも覗くことが出来ます。
美容外科は保険が適応されないので、クリニックによって料金はまちまち。
やたらと安さを売りにしているところは注意が必要です。
基本的に雑誌やネットに記載されている料金は、最安値になります。
契約の段階で
『高い薬品を使ったほうがいい』
『その手術よりもおススメな手術がある』
等、色々勧誘されて結果的に費用が高額になる場合があります。
またオプションなど必要もない施術で追加料金が取られることもあるので、
費用に関しては事前にしっかりと注意しましょう。
利益を追求するばかりで、治療は疎かという場合もあるのです。
『費用が安い=信頼できない』
とはいいませんが費用が安いのにはそれなりのカラクリが
あるということを自覚しましょう。
大切なのは信頼し、腕のいい専門家なのか?
ということです。
費用に惑わされ、
結果的に手術は失敗!なんてことになりたくないですよね……。
まとめ……
今回は美容外科の選び方について見てきました。
整形手術だけでなく
『レーザー治療』
『シミ取り』
『シワ取り』
など、美容外科で出来ることは増えています。
同時に多くの美容外科が登場したことで、トラブルも増加。
国民生活センターには毎年2,000件近い、
美容外科関連のトラブルが連絡されるそうです。
今回の記事を参考にし、
しっかりとしたドクターとクリニックを見極めましょう!!